ネットワーク支援システムの概要

訪問看護ネットワークセンター(システムサーバー)を公益社団法人香川県看護協会内に設置し、センターを拠点に事業参加ステーションが、Web上の「訪問看護ネットワーク支援システム」を共通利用することで、業務の集約化・効率化を図っています。
また、グループウェア機能を活用して、ネットワークセンターや訪問看護ステーション間でのコミュニケーションを可能にし、効率的な情報共有を行っています。

「訪問看護ネットワーク支援システム」の主な機能は、下記のとおりです。

1)訪問看護業務支援システム

利用者情報の登録・管理から、スケジュール管理、実績登録、各種看護記録の作成、請求業務、統計処理等が一貫して行えるASP型のシステムです。
データはすべて香川県看護協会内に設置しているサーバーにて保管、厳重に管理されていますので、パソコンの破損、盗難時にも安心です。
また、専用ソフトのインストールが不要で、法改定時のバージョンアップはサーバー側で一括して行いますので、
各ステーションの更新作業等は不要です。

ASPとは

Application Service Provider の略で、アプリケーションソフトウェアや不随するサービスをインターネット経由で利用できるようにしたオンラインサービスのことです

 

主に下記機能があります。

実務で必要な帳票類の登録・出力

各種記録のExcel管理データ出力、複写機能の充実

請求事務の省力化(医療保険・介護保険に対応)

標準看護計画機能

香川県看護協会が作成した「在宅版標準看護計画マスタ」をシステムに搭載し、訪問看護計画立案時にそのマスタを呼び出し、分類別のマスタを選択後、さらに編集することで、個別性を付加した訪問看護計画を効率的に立案することができます。

 ●継続看護連絡票登録機能

 ●集金管理機能

 ●統計出力機能

 ●ステーション管理機能(業務日誌、職員管理等)

 ●モバイル機能

2)グループウェア機能
グループウェアには主に下記の機能があります。

 ●掲示板機能

ステーション間で管理・運営等に関する情報交換が行えます。

ネットワークセンターからは、訪問看護に関する最新情報を提供しています

 ●ライブラリ機能

各種帳票の雛形やマニュアル、パンフレット等をダウンロードして共同利用できます。

 

  『在宅医療廃棄物の標準取扱いマニュアル』 ダウンロード

※ 平成21~22年度「訪問看護支援事業(国庫補助金事業)」にて作成。

 ●アンケート機能

アンケートを掲載し、回答を回収・集計できます。